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更新日:2021年4月5日

「交通計画ニュース」の発行

鎌倉市の観光拠点である鎌倉地域では、慢性的な交通渋滞が生じており、救急や消防活動に支障をきたし、市民の日常生活に多くの影響が出ています。

こうした状況を改善するには道路整備等が急務となりますが、鎌倉地域の道路網は中世の形態を踏襲したもので、歴史的環境の保全など様々な制約があることから、整備が困難な状況となっています。

そのため、既存の道路や駐車場を有効に活用した、パークアンドライド※1鎌倉フリー環境手形※2などの交通需要マネジメント(TDM)施策※3をこれまで実施してきましたが、目に見えた交通渋滞の解消には至っていません。

そこで、平成24年5月に地区交通計画の見直しや新たな施策を検討するため、市長の諮問機関として、「鎌倉市交通計画検討委員会」を設置し、検討を重ねてきました。

こうした鎌倉市交通計画検討委員会での検討内容を広く市民の皆様や、来訪者の方に知っていただくために、『交通計画ニュース』を発行し、随時検討経過等をお知らせすることとしました。

《用語解説》

※1:パークアンドライド
観光スポットが集中している鎌倉地域周辺の既存駐車場に自動車を止めて、江ノ電等の公共交通に乗換えてもらうもので、駐車場と公共交通をセットで利用することによる料金割引が受けられます。
さらに、協賛店や寺社等で割引等のサービスを受けることができます。
平成13年度からシステムを開始しており、現在では4箇所(江ノ島、七里ガ浜、稲村ガ崎、由比ガ浜)の駐車場で実施しています。

※2:鎌倉フリー環境手形
出発地から公共交通利用を促し、鎌倉地域内の移動の利便性を向上させ、自動車交通量を削減することで交通環境の改善を図ろうとするシステムで、平成13年度から開始しています。
鎌倉地域内の観光スポットを広くカバーした5つの路線バスと、江ノ電の鎌倉駅~長谷駅間が一日自由に乗り降りできるお得なきっぷです。
さらに、協賛店や寺社等で割引等のサービスを受けることができます。

※3:交通需要マネジメント(TDM)施策
道路や駐車場等の交通施設の機能を有効に活用し、自動車交通の効率化により他の交通手段へ転換させることを目的としたソフト施策中心の交通政策です。
具体的には、パークアンドライド以外にも、時差通勤等があります。

 

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お問い合わせ

所属課室:まちづくり計画部都市計画課交通政策担当

鎌倉市御成町18-10 本庁舎3階

電話番号:0467-61-3658

メール:koutsu@city.kamakura.kanagawa.jp

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