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更新日:2024年5月27日
鎌倉歴史文化交流館は、世界的に著名な建築家ノーマン・フォスター氏の設計事務所(フォスター+パートナーズ)が手がけた個人住宅をリノベーションした博物館。鎌倉で発掘された出土品をメインに、原始・古代から近現代に至る鎌倉の歴史を紹介しています。ジオラマ・プロジェクションマッピングやVRをはじめとする最新の映像展示、随所に施された特殊な建築資材、中世の景観を彷彿とさせる庭園、高台からの海の眺望も見どころです。最新の発掘調査の成果をふまえた企画展、講座やワークショップなどの各種イベントも随時開催しています。多くの方のご来館を心よりお待ちしております。
源頼朝が幕府を開き、日本で初めて本格的な武家政権が置かれた鎌倉は、中世以来の伝統を引き継ぐ寺社や、近代に建てられた別荘建築など、時代の流れを反映した貴重な歴史遺産・文化遺産が数多く残る国内有数の歴史都市として知られています。
鎌倉歴史文化交流館は、このような鎌倉の歴史遺産・文化遺産を学び、体験し、交流できる場として、平成29年5月15日に開館した鎌倉市立の博物館施設です。原始・古代から近現代に至る鎌倉の歴史を紹介する〈通史展示〉と、鎌倉の地下から発掘された出土品を中心に、企画展示をおこなう〈考古展示〉を主な展示のコンセプトとしています。
個人住宅を活用した建物は、イギリスの著名な建築家ノーマン・フォスター氏が代表を務めるフォスター+(アンド)パートナーズの設計によるもので、今後21世紀の建築遺産として、鎌倉の新たな文化資源となっていくことでしょう。
最新技術による映像展示や、出土品に触れるハンズオン展示、中世の景観を彷彿とさせる谷戸と庭園、高台からの海の眺望など、知的発見と安らぎに満ちた空間の中で、鎌倉の歴史と文化を楽しく、わかりやすく紹介するとともに、発掘調査の成果に基づいた展覧会の実施や、さまざまな教育普及事業を通じて、鎌倉の魅力を広く発信していきます。
鎌倉歴史文化交流館
館長 青木 豊
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