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更新日:2024年7月31日
市では、鎌倉市共生社会の実現を目指す条例を制定し、誰もが安心して、自分らしく暮らすことのできる社会の実現を目指しています。今、価値観の変化や新たな生活様式、デジタル化の加速などにより、先行きへの不安を感じるという声をいただいています。そこで市は、鎌倉の自然の中でゆったりと語らいながら、他者や自分の抱える思いに耳を傾け、自分を見出す機会が得られるよう、鎌倉版フォルケホイスコーレ事業である「鎌倉FiKA」を実施しています。
フォルケホイスコーレは、デンマーク発祥の民衆による民衆のための成人教育機関で、人生の様々な場面で自分を見つめ直すための時間をすごせる場所とされています。学位や就労スキルの獲得は目的としておらず、「人生のための学校」などと称され、対話などを通じ、ゆっくり時間をかけ、お互いの多様性を認める寛容さ、自分の内側にある幸せや関心を育みながら、自分自身にじっくり向き合う機会を提供しています。
鎌倉版フォルケホイスコーレでは、それぞれのライフステージに応じ、何歳になっても学び、働き、成長でき、共に助け合い、繋がり合うことができる多様性のある共生社会をつくるための基盤をつくっていきたいと考えています。
スウェーデン語で、ティータイムの意味です。北欧では家族や友人、同僚、仲間と休憩したり、お茶をしたりする時間を大切にする習慣があります。
和やかな雰囲気の中で海岸で輪になって対話をしたり、室内で自分自身を自由に表現するなど、参加者それぞれが「本当の⾃分」のままで他者と絆を深められる6日間のプログラムです。
参加者一人ひとりの言葉と気持ちを、皆で分かち合います。お互いの違いを尊重し、相手を受け入れることを通じて、自分を温かく受け止めるきっかけを広げます。
ジェスチャーゲームや連想ゲームなど「相手に何かを伝える」をテーマにレクリエーションを行います。 「今この瞬間」に集中して自由に自分を表現し、相手のありのままを魅力的に感じられる時間を作ります。
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