ここから本文です。
更新日:2024年9月30日
厚生労働省の推計(平成24年度)では、65歳以上の高齢者の約4人に1人が認知症、または認知症になる可能性がある軽度認知障害(MCI)であるといわれています。認知症とは、脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったために様々な障害がおこり、生活するうえで支障が出ている状態のことです。今では40歳代や50歳代から発症する若年性認知症も増加傾向にあることから、認知症は自分や家族、近所の人など、誰でもなりうる、身近なものです。
認知症の症状は多種多様で、進行速度も様々だと言われています。認知症だからといって、自分で身の回りのことや、生活ができなくなるわけではありません。できることを制限するのではなく、見守りながら関わることで、その人が住み慣れた場所で、その人らしく生活し続けることができるのです。また人とコミュニケーションをとることも、認知症の進行を緩やかにすると言われています。認知症になっても不安ばかりでないと思える地域づくりが求められており、そのためには、家族に限らず、地域で生活する一人一人が認知症を理解することが大切です。
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定し、また、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、この日を中心に、世界中で認知症の啓発活動が行われています。
9月は認知症のテーマカラーであるオレンジ色を身に着けて、認知症への理解を表しましょう。「オレンジ色を身に着けよう」の取組みは三浦半島一体で行っています。
「もしかして認知症かも」と思ったとき、一人で抱え込まずに、なるべく早めに相談してください。
相談先等をまとめた、認知症ケアパス(PDF:3,080KB)を作成しました。
鎌倉市役所市民健康課、各地域包括支援センター等でも、リーフレットをご用意しています。
認知症やその症状、認知症の方への接し方、相談先等について学ぶ講座を開催します。
ご家族、お友だちお誘いあわせのうえ、ぜひ、ご参加ください。
詳細はこちらのチラシ表面(PDF:630KB) チラシ裏面(PDF:283KB)をご覧ください。
自治・町内会やサークル、学校、PTAの集まり、企業など、皆さんの集まりに出向いて行うことも可能です。
時間等はご要望に応じますので、お気軽にご相談ください。
詳細はこちらのチラシ表面(PDF:166KB) チラシ裏面(PDF:321KB)をご覧ください。
以前、講座を受講された方で、認知症サポーターカード(神奈川県作成)をお持ちの方は、オレンジリング(リストバンド)と交換することができます。
対象…令和3年度及び令和4年度中に、鎌倉市が実施する認知症サポーター養成講座を受講した方。
方法…市民健康課窓口(本庁舎1階)に、認知症サポーターカードを持参。
市民健康課 電話:0467-61-3976(直通)
鎌倉市では市内10か所に地域包括支援センターがあり、認知症地域支援推進員を中心に、認知症の方やご家族からの相談に応じています。
また、地域包括支援センターに認知症初期集中支援チーム(PDF:447KB)を配置しています。
(注)お住まいの地域毎に担当が決まっておりますので、詳しくはこちらをご確認ください。
認知症の方への接し方のポイントをまとめた「認知症対応ガイド」を作成しました。
(注)「さわやかなまち鎌倉」はこちらをご確認ください。
鎌倉市医師会では、認知症サポート医と認知症かかりつけ医対応力向上研修を受講された先生方のご協力を得て、認知症かかりつけ医マップを作成しています。
何か気になることがありましたら、ぜひご相談ください。
ウェルビーイング☆カフェ鎌倉がオープンします!
開催日:2024年10月10日(木曜日)
時間:10時~11時30分
場所:スターバックス鎌倉御成町店 店内
参加費:無料 ドリンク代別途
申込み:鎌倉脳神経MRIクリニック 0467-23ー6737
「オレンジ(認知症)カフェ」とは、認知症の人やご家族、地域の人、専門職などが集まり、交流したり、必要があれば気軽に相談できる場です。
現在、市内では8か所で「オレンジカフェ」が開催されています。
「ちょっとお茶していこうかな」「病院へ相談するまでではないけれど、少し認知症が心配」「介護のこと聞いてみたいな」
そんなときは、是非お近くのカフェやサロンにお立ち寄りください!
(注)開催日時等はそれぞれの連絡先にお問い合わせください。
こちらのチラシ(PDF:1,499KB) チラシ(PDF:894KB)をご参照ください。
鎌倉保健福祉事務所では、もの忘れや認知症についての医師やケースワーカー、保健師による相談をお受けしています(予約制)。
神奈川県では認知症相談窓口を開設しています。
認知症の人とその家族同士が交流できる家族会があります。
「本人カフェ」(認知症の本人同士が語り合えるカフェ)、「若年性認知症ほっとサロン」など認知症の人や家族を地域で支える取り組みをしています。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、下記リンク先から無料ダウンロードしてください。
お問い合わせ