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更新日:2024年4月12日
生活習慣の変化や食生活の欧米化などにより、男女とも、どの年代の方にも増えているのが大腸がんです。
市の検診では、2日分の便の潜血反応を検査します。
痔や大腸ポリープなどのある方は「便潜血反応=陽性」となることが多いため、まずは主治医にご相談ください。「要精密検査」となったら、必ず検査を受けましょう。そのまま放置した場合、大腸がんにより死亡する危険性が4~5倍になるといわれています。
早期の肺がんは無症状であることから、定期的な検診での早期発見が大切です。
医療機関で直接X線撮影を行います。
り患率(かかる率)は減少していますが、胃がんは依然として日本人に多いがんです。
胃がんリスク検診は血液検査で「ヘリコバクター・ピロリ菌の感染の有無」と「胃粘膜の萎縮の有無(ペプシノゲンの測定)」を調べ、胃がんになるリスク(危険度)を分類する検診です。
医療機関で採血検査を行います。
子宮頸がんは子宮の入り口の表面から発生するがんです。早期発見することにより、比較的治療しやすいがんといわれています。最も、り患率が高いのが30歳代で、近年は20歳代の発症が増えてきています。医療機関で、問診・内診・頸部細胞診を実施します。
子宮頸がんと子宮頸がん検診について、神奈川県で分かりやすい動画を作成していますので、以下からご視聴ください。
【あなたの子宮頸がんリスクをチェック!!】
月経時以外(排便・性交・激しい運動などの後)に、性器から出血がある。
ピンクや黄色、茶褐色などのおりものが増えた。
月経の出血量が増えたり、期間が長引いたり、周期が不規則である。
月経時以外に下腹部が重苦しい、腰が痛いなど不快感がある。
子宮がん検診を受けたことがない
妊娠・出産の回数が多い
たばこを吸う
神奈川県作成「子宮がんチェックシート」より
【どうして20歳代に子宮頸がんが増えているの?】
セックスで感染するHPV(ヒトパピローマウィルス)が、がんの発生と関係しています。10歳代でセックスを体験する人が以前より増えていて、特定・不特定に限らずセックスパートナーが増える傾向にあり、それによりHPVに感染する可能性が高くなります。その結果、20歳代の子宮頸がんが増えていると考えられています。(このウィルスの多くは自然消失しますが、一部が数年から数十年かけてがん化します。)
神奈川県作成「子宮がんチェックシート」より
問診・マンモグラフィ(乳房X線撮影)を実施します。
ご予約など詳しくは乳がんマンモグラフィ検診の受診方法をご覧ください。
【あなたの乳がんリスクをチェック!!】
乳がん検診を受けたことがない
家族(祖母・母・姉妹)に乳がんになった人がいる
乳腺症などの乳腺疾患になったことがある
初潮が11歳以下、閉経が55歳以上
女性ホルモン剤を使用したことがある
初産が30歳以上、または出産経験がない
カロリーの高い食べものが好き、または肥満である
アルコールをよく飲む
神奈川県作成「乳がんチェックシート」より
前立腺がん検診は、医療機関で採血によりPSA(前立腺特異抗原)の値を測定し、前立腺がんの可能性を調べます。
前立腺がんは無症状のことが多く、検診を受診することによって早期発見につながります。
血尿等の明らかな所見がある方、前立腺肥大症等ですでに治療中の方は、検査を受ける際に医療機関にご相談ください。
乳房の健康管理を習慣化することを目的に、医師または看護師等から実施方法等について指導をします。
お問い合わせ
所属課室:健康福祉部市民健康課健康づくり担当
鎌倉市御成町18-10 本庁舎1階
電話番号:0467-61-3941
メールアドレス:shikenko@city.kamakura.kanagawa.jp
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