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更新日:2025年3月11日
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新型コロナウイルスの影響で、これまで当たり前にあった地域のイベントや集まりが中止になったり、ご近所での付き合いも少なくなってしまいました。各地域でイベントや会議などの活動のオンライン化の要望が急速に高まっていますが、このような状況下で、市では、地域活動をオンライン化することで、コロナ禍でも継続するためのお手伝いができないか検討し、試行的に、タブレット端末の貸し出しを行いました。このモデル地区として、かねてから地域のオンライン化に関心の高かった西鎌倉地区連合会の皆さんと連携し、地域の会合をオンラインで開催、イベントでのタブレットの活用、地域のコミュニケーションの在り方について挑戦を始めています。今回は、西鎌倉地区での取組を通じて、オンライン会議を体験した地域の方にお話を伺いました。
山本さん
西鎌倉地区民生委員(令和元年12月~)
オンラインツールの利用:初めて
市「これまでにオンライン会議ツールを使用したことはありましたか。(※今回はZoom(ズーム)を使用)」
山「初めてでした。」
市「オンライン会議を体験したきっかけは、西鎌倉地区連合会さんからの提案でと伺いました。」
山「そうなんです。皆さんが環境を整えてくれて、オンライン会議を体験することができました。」
市「タブレットを借りて自宅から参加されたんですか?」
山「はい、すぐに使える状態にセッティングしてもらえたので自宅から一人でも参加できました。」
市「体験してみた感想をお聞かせください。難しいなとか、意外とすぐ慣れた、などお伺いできればと思います。」
山「楽しかったです。知識がなくても、意外とできちゃうものだなというのが、第一印象です。教えてくださる方が上手だったので、スムーズにできたのかなと思います。」
市「最初は不安などありましたか。」
山「ありました。タブレットを借りても、途中で操作が分からなくなった時に、どうしようと思うことがありました。西鎌倉地区連合会の皆さんのサポートが心強かったです。」
市「ご家族など、周りの方の反応はどうでしたか。」
山「夫は私がやる気になったことを応援してくれました。孫は「すごーい!」と喜んでくれました。」
市「それはとても嬉しいですね。」
市「今回は、地域側で環境を用意してくださって、そこに参加するという形でした。今後は、ご自身でもご家族やご友人との間で使ってみたいと思いますか。」
山「はい。それはすごく思いましたね。できるんじゃないかなって思えるようになりました。」
市「まだチャレンジしていない方が沢山いらっしゃると思います。山本さんのようにチャレンジしてみたらできるようになった、楽しい、と体感していただけるのではないかなと期待しています。そのためにはどのようなことが必要だと思いますか。」
山「オンラインツールの使い方に詳しい人からのサポートが必要だと思います。例えば、オンライン会議の際には、誰かが発言している時には、ミュートにするなどは、教えてもらいながら覚えていく必要があるなと感じました。」
市「市としては、誰一人取り残すことなく、皆さんにオンラインなどのテクノロジーを活用してもらって、毎日の生活を楽しく豊かにしてもらいたいと思っています。」
山「最初、オンラインツールは、会議や講習会、研修などで使うものだと思っていました。実際に使ってみて、楽しい企画にも使えることが分かったので、遠方の友人とおしゃべりしたり、楽しいイベント使えるものだということを周りの方に伝えたいと思います。先日もオンラインの講演会に参加しました。新型コロナウイルスの影響で、色々なことがことが出来なくなったと諦めていましたが、オンライン会議に参加したおかげで、従来の方法にこだわらず、もっと自由に広い視野で誰もが住みやすいと思える地域を作っていくことのお手伝いが出来たらと思っています。」
市「ありがとうございました。」