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更新日:2023年6月23日
鎌倉市では、クリーンステーション(集積所)収集を取り巻く課題、コロナ禍を経て多様化するライフスタイル、高齢化の進展など社会状況の変化を踏まえ、持続可能な収集方法の一つとして戸別収集の導入を検討しています。
各家庭のごみを道に面した自宅敷地内に出していただき建物ごとに収集する方法。
なお、集合住宅は居住者専用のクリーンステーションごとに収集します。
上記2点を通じて、持続可能な収集体制を構築していきます
市民のごみ出し労力の削減
平成24年(2012年)10月から平成28年(2016年)2月まで鎌倉市内の一部地区(七里ガ浜・鎌倉山・山ノ内)で戸別収集のモデル事業を実施しました。当時は、事業実施にあたり、更なる市民理解が必要であることや収集経費に対してごみの削減効果が低いなどさまざまな意見により全市での運用に至りませんでした。
モデル事業の検証結果など詳細は、戸別収集モデル事業についてをご確認ください。
鎌倉市廃棄物減量化及び資源化推進審議会にて、「鎌倉市における戸別収集のあり方について」審議し、市民の皆様からの意見募集の実施を予定しています。詳細は、決まり次第公開いたします。
鎌倉市公式note(ナルホド事始メ)にて戸別収集について記事を発信しています。
記事の閲覧は下記から
第4回 おウチの前でごみ出しピック~戸別収集を実施している藤沢市に聞いてみた!( 外部サイトへリンク )
第3回 おウチの前でごみ出し、どうなの?「ごみの戸別収集」を経験した市民の声は?( 外部サイトへリンク )
第2回 おウチの前でごみ出しピック~なぜ今、おウチの前でピックなのか担当職員に聞いてみた( 外部サイトへリンク )
第1回 おウチの前でごみ出しピック~ごみの戸別収集、Yes or No あなたはどっち( 外部サイトへリンク )
A1:未定です。最終的には全品目全地区での戸別収集の実施を目指していますが、車両や人材の手配状況等により、徐々に地域を拡大しながら市全体に広げていくような形も検討しています。
A2:各自でご用意いただくことを想定しています。各家庭で動物被害対策や建物の外観に合うものが異なるので統一したものを提供することは想定していません。
A3:それぞれのご家庭に応じたバケツやネットをご用意いただき動物対策を講じていただくことを想定しています。また、モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、カラス等の被害に変化がありますか。」という質問に対し、「減った」あるいは「変わらない」と回答した方は83.6%でした。
A4:モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、景観に変化はありますか。」という質問に対し、「悪くなった」と回答した方は17.9%いましたが、「よくなった」と回答した方が44%となっており、よくなったと感じられる方が上回る結果となりました。各家庭での動物被害対策をお願いし、袋をそのまま置くような出し方はほぼないと考えると、景観への影響も抑えられると考えています。
A5:モデル事業実施時のアンケート調査では、「交通渋滞等道路環境に変化はありますか。」という質問に対し、「変わらない」と回答した方は78.5%でした。モデル事業時にも狭隘道路での収集があったものの、大きな問題は生じていません。
A6:モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、地域のコミュニケーションに変化はありますか。」という質問に対し、「変わらない」あるいは「よくなった」と回答した方は75.7%でした。一方で、「悪くなった」と回答した方は、10.5%であったことから、多くの方はコミュニケーションに変化がないと感じていました。
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