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更新日:2024年3月18日

家庭系ごみの戸別収集導入検討について

鎌倉市では、クリーンステーション(集積所)収集を取り巻く課題、コロナ禍を経て多様化するライフスタイル、高齢化の進展など社会状況の変化を踏まえ、持続可能な収集方法の一つとして戸別収集の導入を検討しています。

 鎌倉市における戸別収集のあり方について方針(素案)の意見公募(パブリックコメント)及び説明会の実施について(意見公募は終了しました)

パブリックコメントの詳細と概要説明動画はこちら

 戸別収集とは?

各家庭のごみを道に面した自宅敷地内に出していただき建物ごとに収集する方法。

なお、集合住宅は居住者専用のクリーンステーションごとに収集します。

 なぜ検討するの?

クリーンステーション収集に伴う様々な負担軽減

  • 高齢者や子育て世帯、多様なライフスタイルのもとで生活するすべての方々のごみ出し労力の軽減
  • 不法投棄や動物被害の対応、設置場所の調整、当番制による管理などクリーンステーションの維持管理にあたって生じる負担軽減

ごみの減量のため

  • ごみ出しの責任が明確化され分別が進み、ごみの減量につながる

上記2点を通じて、持続可能な収集体制を構築していきます

 メリットとデメリット

メリット

  • 市民のごみ出し労力の削減

  • クリーンステーション収集に伴う様々な負担軽減につながる
  • ごみ出し責任の明確化により分別が進み、ごみの減量につながる

デメリット

  • 収集箇所の増加に伴い、収集時間がかかってしまう
  • 車両を増やして収集する必要がある
  • 収集に要する経費が増える

 これまでの経緯

平成24年(2012年)10月から平成28年(2016年)2月まで鎌倉市内の一部地区(七里ガ浜・鎌倉山・山ノ内)で戸別収集のモデル事業を実施しました。当時は、事業実施にあたり、更なる市民理解が必要であることや収集経費に対してごみの削減効果が低いなどさまざまな意見により全市での運用に至りませんでした。

モデル事業の検証結果など詳細は、戸別収集モデル事業についてをご確認ください。

 鎌倉市公式noteにて戸別収集に関する記事を発信しています!

鎌倉市公式note(ナルホド事始メ)にて戸別収集について記事を発信しています。

記事の閲覧は下記から

バックナンバー

バックナンバー第5回

第5回 おウチの前でごみ出しピック~戸別収集ってどう思う?市民アンケート結果!( 外部サイトへリンク )

バックナンバー第4回

第4回 おウチの前でごみ出しピック~戸別収集を実施している藤沢市に聞いてみた!( 外部サイトへリンク )

バックナンバー第3回
第3回 おウチの前でごみ出し、どうなの?「ごみの戸別収集」を経験した市民の声は?( 外部サイトへリンク )

バックナンバー第2回
第2回 おウチの前でごみ出しピック~なぜ今、おウチの前でピックなのか担当職員に聞いてみた( 外部サイトへリンク )


第1回 おウチの前でごみ出しピック~ごみの戸別収集、Yes or No あなたはどっち( 外部サイトへリンク )

 よくあるお問合せ

Q1:実施する時期、品目や地域は決まっていますか?

Q2:各自でバケツやネットを用意しないといけないのですか?

Q3:動物被害が心配です。

Q4:まちの景観が悪くなるのではないでしょうか?

Q5:交通渋滞が起きるのではないでしょうか?

Q6:近隣住民との付き合いが希薄になってしまうのではないでしょうか?

Q7:地域の治安に影響はないでしょうか?

Q8:ごみ出し時間に変更はあるのでしょうか?

Q1:実施する時期、品目や地域は決まっていますか?

A1:未定です。最終的には全品目全地区での戸別収集の実施を目指していますが、車両や人材の手配状況等により、徐々に地域を拡大しながら市全体に広げていくような形も検討しています。

Q2:各自でバケツやネットを用意しないといけないのですか?

A2:各自でご用意いただくことを想定しています。各家庭で動物被害対策や建物の外観に合うものが異なるので統一したものを提供することは想定していません。

Q3:動物被害が心配です。

A3:それぞれのご家庭に応じたバケツやネットをご用意いただき動物対策を講じていただくことを想定しています。また、モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、カラス等の被害に変化がありますか。」という質問に対し、「減った」あるいは「変わらない」と回答した方は83.6%でした。

Q4:まちの景観が悪くなるのではないでしょうか?

A4:モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、景観に変化はありますか。」という質問に対し、「悪くなった」と回答した方は17.9%いましたが、「よくなった」と回答した方が44%となっており、よくなったと感じられる方が上回る結果となりました。各家庭での動物被害対策をお願いし、袋をそのまま置くような出し方はほぼないと考えると、景観への影響も抑えられると考えています。

Q5:交通渋滞が起きるのではないでしょうか?

A5:モデル事業実施時のアンケート調査では、「交通渋滞等道路環境に変化はありますか。」という質問に対し、「変わらない」と回答した方は78.5%でした。モデル事業時にも狭隘道路での収集があったものの、大きな問題は生じていません。

Q6:近隣住民との付き合いが希薄になってしまうのではないでしょうか?

A6:モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、地域のコミュニケーションに変化はありますか。」という質問に対し、「変わらない」あるいは「よくなった」と回答した方は75.7%でした。一方で、「悪くなった」と回答した方は、10.5%であったことから、多くの方はコミュニケーションに変化がないと感じていました。

Q7:地域の治安に影響はないでしょうか?

A7:モデル事業実施時のアンケート調査では、「クリーンステーション収集の時に比べ、地域の治安に変化はありますか。」という質問に対し、「変化はない」と回答した方は71.2%でした。一方で、「悪くなった」と回答した方は2.5%であったことから、多くの方は地域の治安に影響はないと感じていました。なお、モデル事業当時、警察や他自治体に確認したところ、戸別収集により犯罪が増えたということはありませんでした。

Q8:ごみ出し時間に変更はあるのでしょうか?

A8:収集日当日の朝8時半までであれば、各ご家庭の都合で前日の夜などに出していただいても構いません。ただし、各ご家庭の責任のもと、動物対策をお願いします。

お問い合わせ

所属課室:環境部ごみ減量対策課戸別収集担当

鎌倉市今泉4-1-1

電話番号:0467-40-5542

メール:kobetsu@city.kamakura.kanagawa.jp

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