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更新日:2025年1月16日
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近年、海岸には、プラスチックをはじめとした海洋ごみが漂着し、問題となっています。海洋ごみの中でも、特にプラスチックごみが問題となっており、海に流れ出たプラスチックは、紫外線や海の流れの中で粉々に砕け、5mm以下にまで小さくなった「マイクロプラスチック」は、化学物質を含有・吸着しているため、これが食物連鎖に取り込まれて生態系に及ぼす影響が懸念されています。
国(環境省)の漂着ごみ調査によると、我が国に漂着するプラスチックごみがどこからやってくるのかは、地域によって差があるものの、外国から漂着するごみだけでなく、私たちが排出したごみも混入していることが分かっています。
これらの海洋ごみが、動物の生活を脅かすこともあります。漁具が絡まった動物の報告があがったり、死んだ海鳥や魚の胃の中から餌と間違って食べたプラスチックが見つかっています。
【由比ヶ浜海岸にて】
2018年夏に、母乳しか飲まない赤ちゃんクジラの胃の中からプラスチックごみが発見されました。
アダプト・プログラムとは、地域の皆さんや事業者の皆さんが自主的に道路や公園、海岸など公共の場所で定期的な清掃活動を行い、地元を大切に慈しんでいこうという制度です。
プラスチックごみ問題について、市民や来訪者の皆さんの意識と行動の変容を促進する機会とするため、令和4年10月24日(月曜日)から11月3日(祝日)までを「かまくらプラごみゼロウィーク」とし、様々な取組を行いました。
平成30年10月1日に「かまくらプラごみゼロ宣言」を行いました。
マイボトルの普及促進やイベントにおけるプラスチック容器の削減に向けた取組を行っています。
海浜に漂着したプラスチックごみ等の清掃活動を行っています。