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更新日:2022年11月11日
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新型コロナウイルスの流行に伴い、皆さまにあらためて「わかりやすく、正しく、新しい生活様式に沿った健康づくり」に関する情報をお伝えします。
基本的な感染対策を続けることはもちろんですが、さらに免疫力を高めることで、様々な病気にかかりにくい状態をつくり、新型コロナウイルスに感染するリスクを減らすことにつなげましょう!
免疫とは、体内にウイルスや病原菌などが侵入したときに抵抗する能力で、健康を維持するために必要な機能です。免疫力を高めておくことで、様々な病気にかかりにくくなります。
免疫力をアップするためのポイントをお送りします。
免疫機能には「たんぱく質、食物繊維、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛、銅、鉄、乳酸菌」などの多くの栄養素等が関係しています。新型コロナウイルスを予防するための特定の成分や栄養素はないとされていますので、「○○を食べるとコロナを予防できる!」といった誤った情報には惑わされないようにしたいものです。
バランスの良い食事をすることは、免疫機能に関わる栄養素をまんべんなくとることができ、結果として、病気にかかりにくい身体を作ることにつながります。
主食:ごはん、パン、麺類等の穀物を主材料にした料理のこと。
主菜:魚介類、肉類、卵類、大豆・大豆製品を主材料にした料理のこと。
副菜:野菜類、海藻類、きのこ類を主材料にした料理のこと。
腸には500~1000種類、100兆個ほどの腸内細菌が住んでいると言われ、中でも善玉菌は消化を助けたり、ビタミンやホルモンの一部を作ったりしています。この善玉菌の働きが免疫力アップに効果的で、ヨーグルトなどの発酵食品、きのこ類、野菜類をはじめとした食物繊維、オリゴ糖などを積極的に摂るとよいと言われています。
最近では、ビタミンDの摂取が免疫機能に良い効果があり、新型コロナウイルスを始め、様々な感染症予防に期待できるのではないかという報告もされています。
ビタミンDは魚、卵、きのこ類などの食材から多く摂取できる他、日光にあたることで皮膚からも合成されます。つまり、様々な食材を組み合わせて食べることと、適度な運動や日常の活動の中で外に出ることが大切です。
しかし、ビタミンDは脂溶性ビタミンのため、“摂りすぎると健康に害を及ぼす”可能性もあり、摂ればとるほどよいものではありません。一般的な食品で摂りすぎになることは考えにくいのですが、サプリメントなどを多用すると“摂りすぎ”になる可能性もあります。ご使用の際は容量を守ってください。
日頃の健康づくりは、免疫力を高めることにもつながります。
鎌倉市が発行している「鎌倉市健康づくり計画」では、
の7つの分野に関する健康づくりに役立つコラムを多数掲載しています。
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